カナリアリーグ春季リーグ2部 第5節 vs SKY 世田谷 試合結果
2018/05/27 @秋ヶ瀬公園サッカー場
Fuerte Tokyo |
1-0 前半 1-0 |
SKY 世田谷 |
梅森 | 得点 | |
交代 |
Fuerte Tokyo
スターティングメンバー
GK:小堤 |
サブ
なし |
【戦評】
午前中に都リーグで勝利をおさめたその足で、すぐに秋ヶ瀬公園に移動。
初のダブルヘッダーの厳しさに身体が悲鳴をあげつつも、どこか充実感を漂わせるFuerteの面々。
試合開始前に一人急遽欠場が決まり、10人での戦いを強いられることとなったが、野心を持って試合に臨んだ。
立ち上がり、数的不利のせいなのか、はたまた足が動いていないせいなのかボールを持たれ押し込まれるシーンが目立つ。
なかなか反撃に出ることができない時間帯が続いたが、集中した守りで相手の攻撃を防ぎチャンスを作らせない。
相手の攻撃に慣れてくるとボールの奪いどころが定まり、また前線では本田が身体を張ったプレーを見せ、徐々に攻守ともに機能しはじめる。
選手一人一人が判断の早いプレーを見せ、前半の中盤以降はむしろ主導権を握って試合をすすめる。
前半も終わりに差し掛かったころ、PA付近でで横パスを受けた梅森が豪快に左足をふりぬくとこれがネットに突き刺さり、待望の先制点を挙げる。
この前には惜しいミドルがポストに嫌われていたが、今度は見事に決めた。梅森は加入後初ゴール。
迎えた後半、前半同様伊藤、関のダブルボランチがうまくボールをさばき主導権を握る。
相手も積極的にサイドの裏を狙いなんとかチャンスを作ろうとするが、DF陣が綺麗にシャットアウト。
試合の主導権こそ握るも、チャンスはなかなか作り出すことができない。
後半唯一の決定機は前線で身体を張り、質の高いプレーを見せていた本田に訪れる。しかしシュートは無情にも枠外へ。
惜しくも得点ならず。
追加点こそ奪えなかったが、安定した試合運びを見せ勝利に近づくFuerte。しかし、試合終盤へきてダブルヘッダーの影響が大きく出てしまう。
都リーグと審判でフル稼働の北山、藤森の両名が足をつり、伊藤や梅森らも疲労の色が濃く足が止まってしまった。
試合終盤は相手に怒涛の攻撃を受けることとなる。
最後まで緊張感のある試合となったが、ゴール前でしっかりと身体をはったディフェンスをし続け、結局最後までゴールをわらせなかった。
本来目指すサッカーではないものの、一人一人が泥臭くできることをやり切った見事な勝利。
苦しみながらもカナリアリーグ5連勝となった。