東京都社会人サッカーリーグ4部 第4節 vs el sparta 試合結果
2018/05/27 @私学事業団総合運動場
Fuerte Tokyo |
4-0 前半 3-0 |
el sparta |
関×2、小林裕、平 | 得点 | |
高山→小林広(HT) 梅森→飯塚(後半) |
交代 |
Fuerte Tokyo
スターティングメンバー
GK:米村 |
サブ
飯塚、小林広 |
【戦評】
都リーグ開幕3連勝を飾り上々の滑り出しとなったが、この日は攻撃陣がそろわず厳しいやりくりを迫られる。
しかし、昇格のためには勝利を積み重ねなくてはならない。
不慣れなポジションで起用される選手も多いが、チーム一丸となって勝利を目指す。
試合開始と同時に関、平田を中心に相手ボールホルダーに積極的にプレッシャーをかけ、相手の前進を阻止することに成功。
さらに、相手の苦し紛れのロングボールはFuerteお馴染み3バックがしっかりと対応し、つけ入るすきを与えない。
狙った形でボールを回収すると、中盤で北山、平を中心にボールを動かし、小林のポストプレーも織り交ぜながら徐々に相手ゴールに迫っていく。
理想的な試合展開のなか、先制点をあげることに成功する。
北山の楔のパスを受けた関が小林にボールを預けると、そのまま相手DFをはがして折り返し、詰めたのは関。
しっかりゴールへと流し込んだ。
さらにその直後追加点を奪う。
相手陣内でボールを奪取した梅森から北山がボールを受けると、反転しスルーパス。
GKと1対1になった小林が冷静にこのチャンスを決める。
今季初出場となった平もコースをついたミドルを決め、リードを3点に広げる。
得点後もペースのおちないFuerteは次々とチャンスを創り出す。
小林、小堤、梅森が決定機を迎えるが決めきることができず、平の意表をついたシュートも相手GKに阻まれてしまう。
結局前半は3-0で折り返す。内容、結果ともに圧倒した前半であった。
後半はコンディション不良の高山に代えて小林広を投入。
引き続き追加点を狙う。
後半もしっかりと主導権を握り、相手ゴールに迫るシーンを次々と創り出す。
しっかりとボールを保持しつつ攻めどころを伺うと、相手DFラインの裏に関が抜け出しGKをかわしてゴール。
リードを4点に広げ、大量得点を予感させる。
一方的に攻め立て次々と決定的なチャンスを創り出すが、シュートは枠外に飛ぶがもしくはGKにセーブされてしまう。
結局その後は得点を奪うことができず、70分の試合が終了した。
チームの好調を支えるDF陣はこの日も無失点。最後まで集中力を切らさず戦い抜いた。
一方攻撃陣は得点力不足を露呈する試合となってしまった。
1点を争うような試合ではこのような体たらくは断じて許されない。
判定勝ちや芸術点がないサッカーでは決めきることが何より重要なのである。
次節以降の奮起に期待したい。