東京都社会人サッカーリーグ4部 第3節 vs ポルトF.C. 試合結果
2018/05/20 @大宮けんぽグラウンド
Fuerte Tokyo |
2-0 前半 1-0 |
ポルトF.C. |
北山、小林広 | 得点 | |
梅森→小堤(後半) 小野→小林広(後半) |
交代 |
Fuerte Tokyo
スターティングメンバー
GK:高山 |
サブ
小堤、小林広 |
【戦評】
およそ1か月ぶりの東京都リーグ。
連日の暑さも和らぎ絶好のサッカー日和となった。
立ち上がりから素早いアプローチ、ロングボール、カウンターと一貫性のあるプレーをする相手に対し、やや劣勢に立たされる。
何とか盛り返したいFuerteであったが、凹凸のあるグラウンドのためリスクを負うプレーを回避する選択が増え、なかなか安定してボールを保持できない。
さらに本来ボールを落ち着かせなくてはならない北山のところで再三ミスが出て、相手をますます勢いづかせる展開となってしまう。
突破力のある7番を中心に攻め込まれるシーンが増えるが、先日の敗戦が活きたのか、瀬戸際で防ぎ何とか失点を回避する。
立ち上がりから前半の半分を過ぎるころまでの苦しい時間帯を凌ぐと、Fuerteも古賀を中心にチャンスを作り出す。
関、小野、清水、古賀と素早くつなぎ、食いついた相手の背後に抜け出した梅森にボールが渡るが決めきることができない。
また、古賀がドリブルで相手をひきつけたところで小林裕にスルーパスを通し1対1の場面を迎えるが、この勝負は相手GKに軍配が上がる。
両チームとも決定機を逃し、スコアレスのまま試合は推移していたが、CKから先制点を奪うことに成功する。
清水のキックは相手DFにクリアされるが、そのボールの落ち際で北山が右足を振りぬきそのままゴール。
序盤ミスを連発した北山にとっては汚名返上の一発となった。
その後も関、梅森、小林裕、小野にそれぞれチャンスシーンが巡ってきたが、ものにすることができず前半は1-0で折り返す。
相手のカウンターに対し想像以上に苦しんだことを踏まえ、後半は相手のカウンターを未然に防ぐべく戦術的修正を加える。
前半に比較して相手の攻撃を未然に防ぐ回数が増え、後半はどちらかと言えばFuerteのペース。
しかし、相手もこちらの連携ミスを糸口に反撃し、こちらが主導権を握ることを許さない。
一瞬も気を抜けない白熱した試合展開のなか、両チームとも徐々に運動量が落ち、オープンな展開となる。
Fuerteは運動の落ちた梅森、小野に代え小堤、小林広を投入し、守備の引き締めを図る。
相手7番の突破は対人無双の藤森が、相手の縦パスは平田が、スペースへの抜け出しは高橋がしっかりと防ぎ、チーム全体のハードワークもあって、相手にほとんどチャンスを作らせない。
さらに、相手スペースを突いた攻撃も増え、リードした試合終盤としては上出来の試合運びをみせる。
試合終了間際には相手陣内で浮き球を拾った北山が、そのままゴール前までドリブルで運び、フリーになっていた小林広にパス。
冷静にゴール左隅に沈め、加入1戦目にしていきなりゴール。勝利を決定づける貴重な追加点を奪った。
試合はこのまま2-0で終了。
苦しい試合であったが、しっかり勝ち点3を獲得した。
ちなみにFuerteでの得点が未だにない清水は、最後まで得点に拘る姿勢を見せた。
しかし、自らドリブルで創り出したチャンスでは最後タッチが大きくなりシュートすることができず、
PA手前でのシュートは前を横切る古賀にあたり、本日も得点ならず。次節に期待したい。