カナリアリーグ春季リーグ(2部) 第4節 vs プルクラFC 試合結果

2018/04/29 @ふじみ野市荒川運動公園

Fuerte Tokyo

 

5-0

前半 4-0
後半 1-0

プルクラFC
関×2、小林×2、伊賀 得点者
北山→藤森(HT)
関→伊賀(HT)
交代

 

Fuerte Tokyo

スターティングメンバー

GK:高橋
DF:小堤、北山(C)、平田
MF:アブデルガファ、伊藤、清水、関
FW:大谷、梅森、小林

 サブ

藤森、伊賀

 

 

【戦評】
やや狭いピッチでの試合。ボールを運べばすぐにゴール前。逆もまた然り。
緊張感のあるゲームとなることが予想された。

この日Fuerteは正規のGKを欠き、DF高橋がゴールマウスを守る。
ディフェンスに不安を抱えた状態でキックオフを迎えたが、始まってみれば相手の攻撃を難なく防ぎ、後方から組み立てるいつもの試合運びを見せる。

ここ数試合は前半で苦しむことが多かったが、この日は立ち上がりから相手ゴールを次々と脅かす。
中盤でおとしを受けた清水が地を這うような鋭いパスを相手DFラインの裏へ通し、抜け出した関がドリブルで一人をかわしゴール右隅へ冷静にシュート。あっさりと先制する。
その直後、またもや清水のパスに反応した関が相手ゴールを冷静に陥れ追加点。
二人の連携により早くも2点のリードを奪う。

さらにカナリアリーグ界最強のストライカー小林がドリブルで持ち込みそのままシュート。3点目をあげる。
さらに抜け出した関の折り返しを押し込んでダメ押しの4点目。
カナリアリーグの得点ランキング首位を走るストライカーはこの日もその数字を2つ積み上げた。

ここ数試合苦しんだ前半を4-0で折り返すことに成功する。

後半、前半の勢いそのままに相手ゴールに襲い掛かるFuerte。となるはずであった。

しかし、相手チームの厳しいプレッシャーに浮足立ち、ボールが両チームのゴール前を行き来する展開となる。
ゲームを落ち着かせようとベンチから指示が飛ぶが、その甲斐もなく互角の試合を演じることとなる。

ラッキーな形で伊賀が押し込み追加点こそ挙げはすれど、明確な意図をもった形での攻撃をすることがない。
逆に無用なファールや、自陣での軽いディフェンスによってゴールを脅かされるシーンが目立つ。
終盤、ついにゴールマウスを破れら失点を喫してしまったかに見えたが、ここは審判に笛に救われる。
辛くも無失点で試合を終えた。

結局、後半は30分を通じ、攻守にわたって拙いプレーに終始してしまったFuerte。
一人一人が責任をもってプレーをし、またそれを互いに徹底させることができなければ、チームとはかくも脆いものである。
今一度全員で引き締めをはかりたい。