カナリアリーグ秋季リーグ1部 第4節 vs AS Morgen 試合結果
2018/11/18 @豊島区立三芳グラウンド
Fuerte Tokyo |
2-3 前半 2-3 |
AS Morgen |
大澤 雅史
飯塚 聖 |
得点 | |
末吉→小野(前半)
前田→アブデルガファ(後半) アブデルガファ→岩本(HT) |
交代 |
Fuerte Tokyo
スターティングメンバー
GK 伊藤 翼 DF 藤森 一樹 末吉 裕稀 MF 北山 淳(C) 関 敦紀 工藤 航 大澤 雅史 古賀 樹 飯塚 聖 前田 歩夢 FW 小林 裕征 |
サブ
MF アブデルガファ 愛満 岩本 一郎太 小野 樹 |
【戦評】
悪天候による延期が相次ぎ、およそ1カ月ぶりとなるカナリアリーグ。
ここまで1勝2分けという成績だが、勝利を重ねれば上位を狙える状況である。
開始早々、古賀、大澤、小林、飯塚らが精力的なプレーを見せ、相手陣内に果敢攻め込む。
ショートカウンターから飯塚が抜け出し、鋭いシュートを放つなど、上々の立ち上がりを見せる。
しかし、CKから失点し、あっという間に先制を許してしまう。
1失点をしたもののチャンス・シュートの数で相手を上回り攻め込む。
工藤の高精度のキックや大澤のドリブルから幾度となくチャンスを創り出すものの、決定力を欠いて点を奪うことができない。
また、ここ数週間取り組んでいるビルドアップの部分で相手を外すことができず、逆にミスからピンチを招くシーンも増える。
そのうちの一つをものにされ2失点目。苦しい試合展開となる。
攻めながらもミスが多い Fuerte と守ってロングボール主体の攻めを見せるMorgenという構図の中、PAで末吉が相手を倒しPKを献上。
リードを3点に広げられる。
前半も半分といったところで3点を追う苦しい展開となったが、ここから怒涛の反撃を見せる。
相手陣内深くまで攻め込みCKを奪うと、この日幾度となく精度の高いボールを蹴っていた工藤から大澤がヘディングで合わせゴールを奪う。
さらに前半終了間際には大澤の技ありのアウト回転のパスを受けた飯塚がこれまた技ありのアウト回転のシュートをサイドネットに決め追加点。
前半のうちに1点差にせまりハーフタイムを迎える。
迎えた後半。
早く追いつきいFuerteは積極的なプレーを見せ相手ゴールに迫る。
相手も1点のリードを守るために中央固め、なかなか決定機を作るには至らない。
膠着した試合展開のなか、相手のミスからボールを奪った前田がPAに侵入しPKを奪う。
しかし、これを小林がミスし同点とする機会を逸する。
点を奪いたいという気持ちからなのか、はたまた別のところに原因があるのか…
ここからFuerteはチームのバランスを見失い機能不全に陥る。
引いて守るMorgenのブロックの中になかなかボールを運ぶことが出来ず、蹴らされる展開が続いてしまう。
11個の全てのポジションがきちんと役割を果たしたMorgenの前に、最後までゴールを割ることが出来ず試合終了。
昨年秋にカナリアリーグに参戦していらい、リーグ戦では無敗を続けていたが無敗記録もここまで。
これで今季の優勝は厳しくなったが、残り試合の中で今日出た課題を一つ一つクリアしていく必要がある。
1部の攻撃陣を抑える守備力
固い守備をこじ開ける攻撃力・得点力
苦しい状況を変える戦術眼・リーダーシップ
敗戦をただ終わらせるのではなく、有意義なものとしたい。