東京都社会人サッカーリーグ4部 第9節 vs トレフォイルF.C. 試合結果

2018/08/05 @大宮けんぽグラウンド

Fuerte Tokyo

 

5-3

前半 4-1
後半 1-2

トレフォイルF.C.
毛利、飯塚、伊藤、古賀、小林 得点
伊藤→アブデルガファ(HT)
関→小林 (HT)
交代

 

Fuerte Tokyo

スターティングメンバー

GK:鎌田
DF:藤森、北山(C)、小堤
MF:飯塚、古賀、関、梅森
FW:小野、伊藤、毛利

 サブ

アブデルガファ、小林

 

 

【戦評】

前節同様厳しい暑さの中行われた試合。
前節をスコアレスドローで終えたこともあり、この日は序盤から積極的に仕掛ける。

前半は速攻と遅攻をうまく使い分けゲームを支配する。
高い位置でボールを奪えば右サイドの飯塚や最前線の毛利が積極的に仕掛け、伊藤や小野も効果的なポジショニングで相手守備陣を混乱に陥れる。
ボール回収位置が低くなっても、北山、古賀、関がフィールド中央でボールを落ち着かせ、そこを起点に前線へボールを供給し攻撃を仕掛ける。

飯塚のスルーパスに抜け出した毛利が先制点を挙げると、カットインからフリーで打った飯塚のシュートが右隅に決まり追加点。
さらに、相手DFラインの裏に抜け出した伊藤が一度はGKに阻まれるも粘って押し込み、あっさり3点のリードを奪う。

その後ややペースダウンし、相手の縦パスを切れなくなってくると、北山のミスも絡んで1失点を喫する。
しかし、すぐに持ち直すと前半のうちに伊藤のFKに古賀がうまく合わせて再び3点差とし、余裕をもってハーフタイムを迎える。

後半は前半とは打って変わって難しい試合となる。
守備の意識を高めた相手に対し、ボールを素早く動かして攻めたいところであったが、トラップが大きくなったり、パスが流れたりするなど個人レベルでのミスが多く、なかなか攻略の糸口を見つけることが出来ない。
さらに、猛暑の影響もあってか運動量が落ちたため的確なポジショニングをとれず悪い形でのボールロストが増え、相手の攻撃にさらされることになる。

一進一退の攻防の中、中盤でルーズボールを拾われると、DFラインの連携ミスを突かれ失点。
その後相手のミスから小林が単独でゴールを奪うものの、CKの流れから再び失点し、なかなか勝負を決めきることが出来ない。

その後、北山のパスに毛利が抜け出したシーンや、古賀がクロスバー直撃のロングシュートを放つシーンなど決定機はいくつかあったがいずれも決まらずそのまま試合終了。
5得点を奪ったものの、3失点を喫し後味の悪い試合となってしまった。

結局のところ、個人の部分で質の低いプレーや判断が見られ、チーム全体が流れに乗れない試合となってしまった印象である。
一人一人が自分の技術、判断の基準を高め、一つ一つのプレーに拘らなくては今のチームが大きく成長することはないだろう。

 

【試合後コメント】

この試合がデビュー戦となった、チーム最年少鎌田選手の試合後コメントです。

≪鎌田選手のコメント≫

今回の試合での反省点は、チームでは敵のコーナーキックの時マークが甘く、敵が先にボールを触ってることが多く見られました。個人ではポジショニングとゴールキックの精度の悪さです。ポジショニングが悪く、良い体制でシュートを受けられず、バックダッシュしながら、という場面もありました、今後はゴールとの位置関係をしっかりと把握し、ゴールを死守したいと思います。