東京都社会人サッカーリーグ4部 第5節 vs ZAAF.FC 試合結果

2018/06/17 @大宮健保グラウンド

Fuerte Tokyo

 

6-0

前半 3-0
後半 3-0

ZAAF.FC
小野、清水、北山、関×2、小林裕 得点
大久保→梅森(後半)
小野→飯塚(後半)
古賀→伊藤 (後半)
交代

 

Fuerte Tokyo

スターティングメンバー

GK:南野
DF:藤森、平田、高山
MF:北山(C)、清水、古賀、関
FW:小野、大久保、小林裕

 サブ

梅森、飯塚、伊藤

 

 

【戦評】
キックオフと同時に相手ボールを奪うべく、大久保、小野、関、北山ら猛然とプレスをかければ、古賀、清水のダブルボランチ、高山、藤森の両ストッパーが的確にボールを回収する。
狙い通りの形で前半早々に流れをつかむと、奪ったボールを素早く前線につなぎ相手ゴールに迫るシーンを次々と創り出す。
選手一人ひとりが躍動感溢れるプレーをみせ、チームにあった停滞感を打ち破る予感を漂わせる。

立ち上がりの勢いそのままに、あっさりと先制点を奪う。相手の浅いラインを見て飛び出した小林に平田が最終ラインからボールを送ると、小林は相手DFを一人かわしてシュート。これはポストにはじかれるも、小野が冷静に押し込んだ。

その後も攻撃の手を緩めずに攻め立てると、立て続けに追加点が生まれる。まずは関のマイナスのクロスを清水がワンタッチでシュート。相手GKの頭上を越える芸術的なループシュートでネットをゆらす。さらに小野のクロスをフリーで受けた北山が、丁寧にコースをついたシュートで追加点。早々に3点差をつけ試合を決める。

その後も積極的なプレーをみせたFuerteは、関や小林裕らにゴールチャンスが訪れるも、相手GKの身体をはったプレーもあり追加点を奪うことができない。しかし、チーム全体で引き締まったプレーをみせ、一方的な試合展開のまま前半を終える。

迎えた後半もインテンシティを維持したまま貪欲にゴールを狙い続ける。小林を中心に次々と決定機を迎えるが、放ったシュートをがことごとく枠を外れどこか締まりのない試合となってしまう。しかし、途中出場の梅森、飯塚、伊藤も含め容赦なく相手ボールホルダーへプレスをかけ、前半同様一方的な試合展開に持ち込む。

追加点がうまれたのは後半の半ば過ぎから。飯塚の完璧なアーリークロスを関がおさめ冷静にネットをゆらし4点目。さらに、北山のスルーパスに抜け出した小林が決めて5点目を奪う。試合終盤には再び飯塚のパスから関がこの日2点目。ここまで決定機を逃し続けていた二人にもようやくゴールが生まれた。

GK南野と藤森、平田、高山の3バックはほぼ完ぺきなリスクマネジメントで相手攻撃をシャットアウトし、この日もクリーンシートを達成。完璧な試合運びで大勝した。

試合を通じて狙い通りのプレーを見せ、一つ基準となるべき試合となった。ゴール前の精度やプレスの判断には課題があり、まだまだ完成には程遠いが一つ一つ積み重ねていきたい。

 

【試合後コメント】
≪小林裕選手のコメント≫
チームとしてここ数試合は、良い試合をできていませんでしたが、今日は早い時間に得点し、後半も得点を重ねることができて良かったと思います。
特に前半から後半の開始において、前線からプレスをかけて高い位置でボールを奪取して速攻に繋げられていたことが、その要因だったと思います。北山がミーティングで言っていたように、今日のインテンシティ基準として今後の都リーグに臨みたいと思います。
一方で、チーム全体として攻守ともにポジショニングが悪いなどの課題もあり、これから暑さで体力的に厳しいことが予想される中で、効率よくディフェンスをして、オフェンスに繋げていく必要があると思います。
個人としては、先週清水が言ってたように裏に抜けるタイミング、楔を受けるタイミングが中盤の選手と徐々にあってきた点が良かったと思います。しかし、再三のチャンスを決め切れなかったことが課題として残りました。今後、試合を決定づけるFWになるために、コンディションを上げて、得点機会を必ずものにしていきたいです。