東京都社会人サッカーリーグ4部 第6節 vs N.S.fc 試合結果

2018/07/01 @相原中央グラウンド

Fuerte Tokyo

 

1-3

前半 0-2
後半 1-1

ZAAF.FC
小林裕 得点
高山→平田(HT)
小野→飯塚(HT)
大谷→梅森 (後半)
交代

 

Fuerte Tokyo

スターティングメンバー

GK:南野
DF:藤森、高橋、高山
MF:北山(C)、清水、古賀、関
FW:小野、大谷、小林裕

 サブ

飯塚、平田、梅森、小堤

アブデルガファ、伊藤

 

【戦評】
互いに全勝同士で迎えた一戦。
3部昇格を成し遂げるためには是が非でも勝利したい試合である。

前節とほぼ同じスタメンを並べ、素早いプレスを軸に試合を支配しようと試みる。

立ち上がりから積極的なディフェンスを見せるも、ボール扱いに長けた相手選手もこちらのプレスをかわしにかかる。
プレスがはまればFuerteのチャンス、プレスを外すとN.S.fcのチャンスという試合展開。一進一退の攻防が続く。

前半も半ばを過ぎたころ、試合は突然動く。
相手ディフェンスからボールを奪った古賀がそのままゴール前まで運び、相手GKと1対1の場面を迎えるとこのチャンスを逃してしまう。
すると、その跳ね返りから相手はカウンターを開始。スピードに乗った形で今度はFuerteゴール前まで運ばれると、高山、高橋、北山らがゴール前で次から次へとかわされシュートを打たれてしまう。
これがゴール左隅に決まり、天国から地獄へ突き落されるような形で先制をゆるす。

1失点を喫したものの、全く気落ちすることなく反撃を試みるFuerte。
古賀のパスを相手のギャップで受けた北山が素早く反転してGKと1対1の場面を迎えるがまさかのシュートミス。
さらに、中盤でパスをカットした小林から北山がボールを受け、大谷へスルーパス。絶好のチャンスとなるがこれもシュートミス。
ワントップをはる小林にもシュートチャンスが訪れるが、相手もしっかり身体をよせて決めきることができない。
ダイヤゴナルランから相手DFラインの裏に抜け出した小野が、後ろからきたボールを綺麗におさめる半端ないトラップを見せるもののオフサイドの判定。
数多くのチャンスを作れどもなかなか得点を奪うことができない。

逆にN.S.fcに一瞬の隙をつかれ、同じような形で追加点をゆるしてしまう。
数多くのチャンスを作ったが、2点ビハインドで前半を折り返す。

後半も前半同様お互いに攻め合う試合展開となる。
しかし、前半よりリスクをかけない相手の前に前半ほどの決定機を創りだすことができない。

時間の経過とともに、得点を求め前がかりになったところを、N.S.fcにカウンターで次々とチャンスを創られるという非常に苦しい状況になってしまう。
高橋の奮闘もあって水際でしのぎ続けていたものの、耐え切れずに絶対に与えてはいけない3点目を与えてしまう。

その後も苦しい試合展開が続くが、しぶとくチャンスを創り続ける。
しかし、関のシュートは枠外に外れ、大谷のシュートは相手GKのファインセーブに阻まれる。
残り時間7分というところで、清水のパスに抜け出した梅森がクロスをあげ、そのボールを小林が強引にねじ込む。
あまりに遅すぎる初得点であった。

最後の最後まで必死の攻撃を仕掛けるも、相手の激しいチャージを前に自由にシュートを打たせてもらえず。
結局このまま1-3で試合終了。

非常に、非常に、非常に痛い敗戦となった。

相手の技量が高かったのは間違いなく、そうした相手だからこそ、前半のシュートミスがあまりにも悔やまれる。
本当にわずかな差で勝敗が分かれる、そうしたサッカーの恐ろしさを感じる試合であった。

 

【試合後コメント】

≪高橋選手のコメント≫

今回の試合は、都リーグ3部昇格において非常に重要な試合だったので、負けてしまい本当に残念です。
前半はあまりボールを落ち着いて持てず、逆に相手のボール回しに翻弄されてしまいました。相手のドリブルに着いていけず、周りもボールウォッチャーになってしまっていたので、当然の失点だと思います。普段から課題としてあがっている守備の軽さ、声の掛け合いのなさを再確認させられました。
後半は球際も粘り強く、またセカンドボールを保持することも多くなり、ボールを持つ時間が増えました。しかし一方でディフェンラインの裏をつかれる場面が増えてしまいました。これは試合中に修正すべきことであり、その辺りのコミュニケーション不足も課題であると感じました。
全体的に反省点の多い試合でしたが、この試合で出た課題を克服していくことで、強いチームになれたら良いと思います。