カナリアリーグ秋季リーグ1部 第6節 vs CiBO  試合結果

2018/12/2 @小平中央公園

Fuerte Tokyo

 

0-3

前半 0-1
後半 0-2

CiBO
なし 得点
渡邉→伊藤(HT) 

アブデルガファ→小堤(HT) 

交代

 

Fuerte Tokyo

スターティングメンバー

GK 鎌田 明日駿

DF 平田 雄大

MF 山口 貴大

   北山 淳(C)

   上野 光洋

   関 敦紀

   小野 樹

   前田 歩夢

   アブデルガファ 愛満

   渡邉 大賀 

FW 高橋 駿介

 サブ

DF 小堤 雅彦

MF 伊藤 翼

 

【戦評】

ビルドアップ

ゲーゲンプレス

リスクマネジメント

 

都リーグ終了から約2か月間にわたって取り組み続けてきたテーマである。

 

多くの主力選手を欠いた中で迎えた試合とあって、

チームの誰がでても高いクオリティを出せるか、

チームの層の厚さが試される試合となった。

 

立ち上がりからボールを保持し、奪われたら即奪い返す。

狙い通りの形で立ち上がりは試合に入ることが出来た。

 

しかしながら、中盤から前の位置までなかなかボールを運ぶことが出来ず、

相手のブロックを切り崩すことが出来ない。

 

また、サイドにボールが入った時もスムーズに突破することが出来ず、攻撃が停滞してしまう。

 

Fuerteはミスから度々カウンターのピンチを招き、広大なスペース使われて度々ゴールに迫られす。

 

こうした試合展開の中、PA内で関がハンドを犯しPKを献上。

冷静に決められて1点のビハインドを背負う。

 

その後も攻め手に欠く中、一人一人がボールをおさえる時間が長くなり、噛み合わない状況が続く。

最終ラインで北山がボールを失い、あわやというシーンもあったがここは鎌田がファインセーブを見せ難を逃れる。

 

前半を0-1で折り返したが、ボールを持たされる試合展開となってしまった。

 

 

後半。何とか反撃を試みたいところであったが、前半以上に歯車が狂ってしまう。

 

攻撃時に各ポジションでバランスが悪く、十分なリスクマネジメントがされてない中で、

ボールを失ったあと悉くカウンターをくらうようになる。

また、局面ごとに「個」の守備の力が足りずボールを奪いきれない、追い込めないといったシーンが目立ち、結局後半2失点を喫する。

 

攻撃では相手最終ラインを突破するシーンを数回作ったものの、終始拙攻に終わり無得点。

 

チーム創設以来の最大点差となる3点差での完敗となった。

 

相手に攻撃機会を与えず、ボールを保持し続けるサッカーを志向してきたが、

この試合では

攻撃を組み立て、奪われたら即奪い返し、なおかつカウンターをさせない

という生命線が機能せず、為す術なく敗れた。

 

主力に頼ったチーム作りではなく、チーム全員が重要なピースとして役割を果たす。

層の厚い、強いチームになる必要性を突き付けられる結果となった。